メール配信システムの乗り換え先は?ブラストメール停止後の選び方と、める配くん・WiLL Mailの評判・比較【2026年11月】

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ブラストメールの状況と各サービスの料金・機能・公表内容は、2026年11月7日時点で各社の公式サイトを確認した情報です。最新の状況は公式サイトでご確認ください。

2026年10月21日から、メール配信システム「ブラストメール」が不正アクセスを受けて停止しています。メルマガやお知らせメールを送れない状態が続き、「再開を待つか、別のサービスに移るか」を決めなければならない担当者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ブラストメールについて公表されている事実を整理したうえで、乗り換え先を選ぶときの確認ポイント、候補になる「める配くん」と「WiLL Mail」の料金・機能・評判の比較、移行の手順をまとめます。料金や機能、Gmailの送信者ガイドラインへの対応を理由に、ほかのサービスからの乗り換えを考えている方にも使える内容です。

比較は各社の公式情報と、公開されているユーザーレビューをもとにしています。どのサービスについても「事故が起きない」とは言い切れないため、2026年に公表された事案もあわせて載せています。

この記事の結論

  • ブラストメールは11月11日(水)ごろの再開を目指すと公表しています(11月6日時点)。待つか移るかは、配信を止めていられる期間と移行の手間で決めるのが現実的です
  • 再開までのつなぎや短期間の利用なら、1ヶ月から契約でき、初期費用がかからないWiLL Mailが始めやすい
  • テキスト中心で費用を抑えたいなら、める配くんのライト(月額2,380円・税抜)。ただし3ヶ月以上の前払いが必要
  • ステップメールを安く使うなら、める配くんのスタンダード(月額3,500円〜)が有利。WiLL Mailはプレミアム(月額12,000円〜)のみ対応
  • 移行で最も重要なのは、配信停止者の引き継ぎと自社ドメインの送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)

1. ブラストメールの停止と情報漏えい:11月7日時点で公表されていること

運営会社の株式会社ラクスライトクラウドが公表している内容(2026年11月6日13時更新)を整理すると、次のとおりです。

  • 停止:10月21日0時30分から管理画面とAPIが使えない状態で、メールの配信も同日1時ごろから止まっています。
  • 原因:第三者がAPI用のサーバー2台に侵入してコマンドを実行し、販売管理システムとサービスのデータベースに接続してデータを持ち出したと説明されています。侵入経路は調査中です。
  • 漏えいの範囲:全契約者の会社名・担当者名・電話番号・メールアドレス・請求先メールアドレス・契約と支払いの履歴など。クレジットカード番号は保持していないとしています。配信先リストなど契約者情報以外の漏えいが確認された契約は421件で、すべてに個別の連絡が済んでいるとのことです。
  • 再開の予定:11月11日(水)ごろの再開を目指して新しい環境を準備中で、日程は前後する可能性があります。OEM版の再開予定は別途案内され、次回の報告は11月9日(月)の予定です。
  • 報告先:個人情報保護委員会、JIPDEC、総務省関東総合通信局に報告し、警視庁に通報しています。

利用している側でも、自治体や企業がメルマガの配信を止めたり、読者に不審なメールへの注意を呼びかけたりしています。エックスサーバーのように、ブラストメールの利用をやめて自社開発の配信システムへ移ると発表した企業もあります。

ブラストメールを使っている場合に、いま確認しておきたいこと

  1. 個別連絡の有無:配信先リストの漏えいが確認された契約には、個別に連絡が届いています。ブラストメールが案内していた個人情報保護委員会への手続きの申し込みは11月5日で締め切られているため、対象になっている場合は、自社での報告や読者への通知が必要かを個人情報保護委員会の案内で確認しましょう。
  2. 読者への注意喚起:配信先のメールアドレスが漏れた場合、自社を装ったフィッシングメールが読者に届くおそれがあります。サイトのお知らせなどで、不審なメールのリンクや添付ファイルを開かないよう呼びかけておくと安心です。
  3. 自社ドメインのDMARC:DMARCのポリシーが「p=none」のままだと、自社ドメインを名乗るなりすましメールを隔離・拒否するよう受信側に指示できません。DMARCレポートで正規の送信元をすべて把握したうえで、「p=quarantine」「p=reject」へ段階的に強めることを検討します。
  4. 手元のデータ:管理画面が止まっているため、いまは配信リストを書き出せません。顧客管理システムや会員データベースなど自社側の元データと、過去に書き出したリストがいつ時点のものかを確認しておくと、再開後の書き出しや移行がスムーズです。

再開を待つか、乗り換えるか

再開を待つ場合は、配信リストや配信停止者の管理をそのまま使え、読者への告知や送信ドメイン認証の設定し直しも要りません。一方で、再開日は調査の進み方によって変わる可能性があり、委託先として使い続けてよいかを社内で改めて評価する必要がある会社もあるでしょう。

次のような場合は、乗り換えるか、少なくとも並行して準備を進める価値があります。

  • 防災・予約・会員向けの重要な連絡など、配信を長く止められない
  • 社内のセキュリティ基準で、委託先の見直しを求められている
  • 契約の更新時期が近い、または料金や機能に以前から不満があった

現実的なのは、再開後にリストを書き出せるよう準備しつつ、乗り換え候補のトライアルで設定とテスト送信を先に進めておく方法です。最終的にブラストメールを使い続けることにした場合でも、DMARCの見直しや配信停止者の整理は無駄になりません。

2. 乗り換え先を選ぶときに確認したい6つのポイント

  1. 契約期間と支払い方法:最低契約期間と前払いの有無で、試しに使うときの負担が大きく変わります。様子を見ながら使うなら、月単位で契約できるサービスが向いています。
  2. 料金の決まり方:登録アドレス数で決まるのか、配信した通数で決まるのか。配信する月としない月の差が大きいなら、通数で決まる料金のほうが無駄が出にくくなります。
  3. 必要な機能が使えるプラン:ステップメール、HTMLエディタ、ファイル添付、API連携は、下位のプランでは使えないことが多い機能です。いま使っている機能を書き出してから比べましょう。
  4. 送信ドメイン認証と送信者ガイドライン:Gmailは、1日5,000通以上を送る送信者に、SPF・DKIM・DMARCの設定、送信元ドメインとの一致、ワンクリックでの配信停止などを求めています。2025年11月からは、要件を満たさないメールの拒否を強めています。Microsoft(Outlook.comなど)も、2025年5月から1日5,000通以上の送信者にSPF・DKIM・DMARCを求めています。自社ドメインでDKIMの署名ができるかは必ず確認しましょう。
  5. セキュリティ機能:ログイン時の2要素認証、IPアドレスによるアクセス制限、担当者ごとの権限設定、操作ログ、第三者認証(プライバシーマーク、ISMSなど)の有無を確認します。
  6. 事故が起きたときの公表の仕方:過去に障害や事故があった場合、時系列・範囲・対策がどこまで公開されているか。公表の内容は、運営会社の姿勢を判断する材料になります。

3. める配くんとWiLL Mailの比較(2026年11月7日時点)

乗り換え先の候補として、料金帯の近い「める配くん」と「WiLL Mail」を公式情報で比べました。月額はいずれも税抜(WiLL Mailの公式表記は税別)です。

※表は横にスクロールできます

項目 める配くん WiLL Mail
提供会社 株式会社ディライトフル(2002年から提供) 株式会社サパナ
月額 ライト2,380円/スタンダード3,500円〜/プロ4,800円〜/アタッチ3,800円 シンプル4,000円〜/プレミアム12,000円〜(詳しい料金は問い合わせ)
初期費用 通常11,000円(税込)。期間限定で全プラン0円 なし
契約期間・支払い 3ヶ月・6ヶ月・1年の前払い一括(単月契約は不可) 1ヶ月から(短期のスポット利用も可)
料金の決まり方 登録アドレス数でプランが決まり、月間の配信数に上限がある(超えるとその月は配信できない) 月間の配信通数でプランが決まる。超えた月は通数に合うプランで請求され、プランは管理画面でいつでも変更できる
ステップメール スタンダード・アタッチ(シナリオ1つ)、プロ(シナリオ数無制限) プレミアムのみ
API連携 プロ プレミアム
無料トライアル 2週間。登録120件まで、添付以外の機能を試せる。終了後に自動で有料にならない。申込後に審査あり 2週間。標準機能をすべて試せるが、1回の配信は5アドレスまで(社内でのテスト用)。営業担当からアカウントが案内される
利用開始まで トライアルは審査のうえ最短当日〜3営業日 2営業日前後〜
送信ドメイン認証 SPFと第三者署名のDKIMは設定済み。自社ドメインのDKIM(作成者署名)は、公式トップページのFAQでは全プラン標準装備、FAQページでは初回5,500円(税込)の有料オプションと記載が分かれている SPF・DKIM・DMARCの設定が利用の必須条件(DKIMの設定は問い合わせ)
ワンクリック配信停止 対応(公式ブログ) 配信するメールのヘッダーにList-Unsubscribeを必ず記載
セキュリティ プライバシーマーク取得。事案後にWAF・侵入検知(IDS/IPS)・API認証の自動ロックなどを導入(公式発表)。セキュリティシートはライト以外で見積り対応 ログイン時の2要素認証を必須化(2026年6月)、IPアクセス制限、操作ログ、担当者別の権限設定。プライバシーマーク・ISMS取得、AWSの国内リージョンを利用
2026年の主な公表 5月:トライアルの悪用によるMicrosoft系宛ての不達。6月:不正アクセスを公表。8月:配信先情報の一部漏えいを公表(件数は非公表) 公式ニュースリリース一覧に、不正アクセスや情報漏えいのお知らせはなし(11月7日確認)

比べてわかること

費用:テキスト中心で毎月一定量を送るなら、める配くんのライト(月額2,380円)が安く済みます。ただし最低3ヶ月の前払いなので、最初に支払う額は7,140円(税抜)からです。WiLL Mailはシンプルが月額4,000円〜ですが、1ヶ月から契約できるため、再開までのつなぎや「まず1ヶ月使ってみる」使い方なら最初の支払いを抑えられます。

ステップメール:める配くんはスタンダード(月額3,500円〜)から使えますが、WiLL Mailはプレミアム(月額12,000円〜)だけです。ステップメールが必須なら、める配くんのほうが費用を抑えやすくなります。

認証の設定:DMARCに合格するには、SPFかDKIMのどちらかで認証されたドメインが、送信元(From)のドメインと一致している必要があります。公式FAQの説明によると、める配くんの初期状態のSPFと第三者署名のDKIMは、める配くん側の設定で認証される仕組みです。そのため、自社ドメインのアドレスから送る場合はこの一致を満たさず、Gmailへ1日5,000通以上送るときなど、DMARCへの合格が求められる配信では自社ドメインでのDKIM署名(作成者署名)が必要になります。独自ドメインを持っていない場合は、SPF・DKIM・DMARCを設定済みの送信元アドレスを月額220円(税込)で借りる方法も用意されています。WiLL Mailは最初からSPF・DKIM・DMARCの設定を求めるため手間はかかりますが、要件を満たした状態で配信を始められます。

セキュリティ:WiLL Mailは2要素認証が必須で、IP制限や担当者別の権限設定も標準です。める配くんは2026年の事案を公表し、サーバーの移行や監視の強化などの対策を発表しています。どちらを選ぶ場合も、社内の基準に照らして、セキュリティシートなどで個別に確認するのが確実です。

気になるサービスは、まずトライアルで操作感と届き方を確認

める配くんの無料トライアル(2週間)を確認する

WiLL Mailの無料トライアル(14日間)を確認する

  • める配くん:終了後に自動で有料にならない。登録120件まで、申込後に審査あり
  • WiLL Mail:初期費用なし・1ヶ月から契約可。トライアルの配信は1回5アドレスまで

4. める配くんの評判

IT製品のレビューサイトITreviewでの満足度は4.0です(2026年7月24日時点の集計、レビュー70件)。項目別では「導入のしやすさ」4.6、「価格」4.4、「使いやすさ」4.2が高く、「管理のしやすさ」は3.9でした。

良い評価として多い点(要約)

  • 料金が安く、予約配信・テンプレート・効果測定など日常の配信に必要な機能がそろっている
  • 画面がシンプルで、初めての担当者でも短期間で使い始められた
  • メールや電話での問い合わせへの対応が早く、丁寧だった
  • エラーになったアドレスを自動で配信対象から外してくれる

不満・要望として挙がる点(要約)

  • ファイルを添付できるのはアタッチプランだけ
  • 開封率・クリック率をグラフで見たい、テンプレートを増やしてほしいという声
  • ライトでは送信元アドレスを1つしか設定できない
  • 軽めのMA(マーケティングオートメーション)機能がほしいという声

2026年の事案について

める配くんでは、2026年5月に無料トライアルのアカウントが悪用されたスパム送信をきっかけに、Microsoft系(Outlook・Hotmailなど)宛てのメールが届かない障害が起きました。6月には不正アクセスを公表し、8月14日には外部の調査機関による調査の結果として、配信先情報(メールアドレス等)の一部が外部に漏えいしていたと公表しています。件数は公表されておらず、該当する顧客には個別に連絡しているとのことです。公式は、侵入のあったサーバーの閉鎖と新しいサーバーへの移行、WAFや侵入検知システムの導入などの対策を発表しています。

ブラストメールからの乗り換えでセキュリティを特に重視している場合は、この経緯と対策を公式のお知らせで読んだうえで判断してください。料金プランの選び方や事案の詳しい経緯は、める配くんの評判・料金のレビューでまとめています。

める配くんが向いている人・向いていない人

  • 向いている人:テキスト中心のお知らせを安く続けたい人、営業電話なしでじっくり試したい人、ステップメールを手頃な料金で使いたい人
  • 向いていない人:1ヶ月だけ使いたい人、月によって配信量の差が大きい人、2026年の事案を踏まえると社内の承認を得にくい人

テキスト中心のメルマガを安く続けるなら、2週間の無料トライアルで確認

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  • トライアル終了後に、自動で有料プランへ切り替わりません
  • 登録アドレス120件まで、添付ファイル以外の機能を試せます
  • 申込後に審査があり、利用開始は最短当日〜3営業日です

5. WiLL Mailの評判

ITreviewでの満足度は4.0(2026年7月3日時点の集計、レビュー8件)、ITトレンドでも満足度4.0(レビュー28件)です。BOXILの「2026年上半期 資料請求数ランキング」ではメール配信システムの総合部門1位に選ばれていますが、これは資料請求の多さによる順位なので、使い心地の評価とは分けて見たほうがよいでしょう。

良い評価として多い点(要約)

  • コードの知識がなくてもHTMLメールを作れ、作ったテンプレートを使い回せる
  • ステップメールや条件による出し分け、開封率・クリック率の分析が使いやすい
  • 通数課金なので、配信しない月の費用を抑えられる
  • 担当者の返信が早く、問題の解決に助かった

不満・要望として挙がる点(要約)

  • SPF・DKIM・DMARCの設定が必須で、社内で設定できないと困る。導入時の案内をもっと早く、わかりやすくしてほしい
  • 2カラムの左右の比率を変えられないなど、HTMLメールのレイアウトに制約がある
  • ステップメールのシナリオが多いと探しにくい
  • 取り込んだアドレスの一覧を後から確認しにくい

レビューの数が少ないので、操作感や自社の運用に合うかどうかは、トライアルで確かめる部分が大きくなります。トライアルでは1回の配信が5アドレスまでなので、社内のGmail・Outlook.com・携帯キャリアのアドレスを用意して、届き方とヘッダーの認証結果を確認するとよいでしょう。

WiLL Mailが向いている人・向いていない人

  • 向いている人:再開までのつなぎや短期間で使いたい人、月によって配信量の差が大きい人、複数の部署・担当者で権限を分けて使いたい人、セキュリティ機能を重視する人
  • 向いていない人:ステップメールを安く使いたい人、DNSの設定を社内で担当できる人がおらず、代行を頼める制作会社などもない人

短期間の利用やセキュリティ機能を重視するなら、14日間の無料トライアルで確認

WiLL Mailの無料トライアル(14日間)を確認する

  • 初期費用なし。最低1ヶ月から契約できます
  • トライアルでは標準機能をすべて試せます(配信は1回5アドレスまで)
  • 利用開始までの目安は2営業日前後〜です

6. 目的別の選び方

※表は横にスクロールできます

目的・状況 候補 理由
再開までのつなぎ、短期間だけ使いたい WiLL Mail(シンプル) 1ヶ月から契約でき、初期費用がかからない
テキスト中心で、毎月一定量を安く送りたい める配くん(ライト) 月額2,380円から。ただし3ヶ月以上の前払い
ステップメールを手頃な料金で使いたい める配くん(スタンダード)、オートビズ める配くんは月額3,500円〜。オートビズはライトプランからステップメールが使え、年間契約で月2,934円(税込)、初期費用11,000円(税込)
複数部署で使う、社内のセキュリティ基準が厳しい WiLL Mail 2要素認証が必須で、IP制限・担当者別の権限・操作ログが標準。最終的には各社のセキュリティシートで確認
自社のシステムからAPIで配信している WiLL Mail(プレミアム)、める配くん(プロ) API連携は上位プランのみ。連携部分の作り直しが必要

7. 乗り換えの手順(チェックリスト)

  1. 移すものを洗い出す:配信リスト、配信停止者、エラーアドレス、属性情報(氏名・会社名など)、HTMLのテンプレート、登録フォーム、ステップメールのシナリオ、API連携を一覧にします。
  2. 配信停止者を必ず引き継ぐ:特定電子メール法では、受信を拒否した人への広告宣伝メールの再送信が禁止されています。新しいサービスに配信停止の状態で取り込めるかを確認し、配信に同意してもらった記録(オプトインの記録)も保存しておきます。
  3. DNSを設定する:新しいサービスのSPF(include)とDKIMの公開鍵を追加します。旧サービスのSPFの記述は移行が終わるまで残し、完了後に削除します。SPFはDNSの参照が10回までに制限されているので、使わなくなった記述は残さないようにしましょう。
  4. テスト送信で認証結果を確認する:Gmailなら、受け取ったメールの「メッセージのソースを表示」で、SPF・DKIM・DMARCが「PASS」になっているか、DKIMのドメインが自社ドメインになっているかを確認します。Outlook.comやYahoo!メール、携帯キャリアのアドレスにも送っておくと安心です。
  5. 登録フォーム・API連携を切り替える:サイトの登録フォームや会員システムからの連携先を新しいサービスに変えます。切り替えの前後で登録漏れが出ないよう、作業する日時を決めておきます。
  6. 読者に知らせ、少量から配信を再開する:送信元アドレスや見た目が変わる場合は、事前に知らせます。最初は反応のよい読者から少しずつ送り、エラーや迷惑メール報告の状況を見ながら配信量を増やします。
  7. 旧サービスを解約し、データの削除を確認する:移行が終わったら旧サービスを解約し、預けていたデータが削除されるか、削除の方法と時期を確認します。

8. よくある質問

Q. ブラストメールの再開を待ったほうがいいですか?

配信を止めていられる期間と、移行にかかる手間で判断するのが現実的です。数日から数週間止めても困らないなら、再開後の公表内容(原因や再発防止策)を見てから決める方法もあります。重要な連絡を止められない場合は、トライアルで乗り換え先の準備を並行して進めておくと、再開が遅れたときにも対応できます。

Q. 配信停止者のリストがないまま移行するとどうなりますか?

受信を拒否した人に再びメールを送ってしまうと、特定電子メール法に違反するおそれがあります。迷惑メールとして報告されやすくなり、ほかの読者への到達率まで下がる原因にもなります。配信停止者は、新しいサービスで最初に取り込むデータとして扱ってください。

Q. 送信元のメールアドレスは変えたほうがいいですか?

原則として、読者が見慣れた自社ドメインのアドレスをそのまま使うほうが、迷惑メールと間違われにくくなります。サービスを変えるとメールを送り出すサーバーが変わるので、そのドメインで新しいサービスのSPF・DKIMを設定し、DMARCの認証が通る状態にしておくことが大切です。

Q. 無料トライアルのあと、自動で有料になりますか?

める配くんは、トライアルが終わっても自動で有料プランへ切り替わりません。トライアルで登録したデータは、有料契約のときに引き継げます。WiLL Mailは、営業担当からトライアル用のアカウントが案内される形式で、本契約の申し込みは別に用意されています。

Q. 情報漏えいが心配です。どこを確認すればいいですか?

2要素認証・IPアクセス制限・担当者別の権限・操作ログの有無、プライバシーマークやISMSなどの第三者認証、セキュリティシートへの対応、過去の事故の公表内容を確認しましょう。あわせて、配信リストに持たせる情報をメールアドレスなど必要最小限にしておくと、万一のときの影響を小さくできます。

9. まとめ

ブラストメールは11月11日ごろの再開を目指していますが、日程は変わる可能性があります。待つか乗り換えるかは、配信を止めていられる期間と移行の手間で決めましょう。乗り換える場合は、契約期間・料金の決まり方・必要な機能・送信ドメイン認証・セキュリティ・事故時の公表の6点で比べるのがおすすめです。

  • 再開までのつなぎ、短期間の利用、セキュリティ機能を重視するならWiLL Mail
  • テキスト中心で費用を抑えたい、ステップメールを手頃に使いたいならめる配くん(2026年の事案は公式発表で確認を)

どちらも2週間のトライアルがあるので、本番の配信の前に、社内のアドレスで届き方とヘッダーの認証結果を確かめてから決めてください。

出典(2026年11月7日確認):ブラストメール公式のお知らせ(11月6日13時更新)/エックスサーバーのお知らせ(10月23日)/める配くん公式(料金・よくある質問・不正アクセスの調査結果・Gmailガイドラインへの対策)/WiLL Mail公式(料金プラン・セキュリティ・ニュースリリース・トライアルの制限・配信数の超過・List-Unsubscribe)/ITreview(める配くん)/ITreview(WiLL Mail)/ITトレンド(WiLL Mail)/オートビズ 利用料金/Google メール送信者のガイドライン/総務省 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント

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