Google Analyticsの流入してきたキーワードをみると(not set)と(not provided)の2つが多く見られると思います。
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Google Analyticsで表示されるnot providedとnot set
(not set)と(not provided)は参照元の違いとなりますがそれぞれ以下のようになります。
not providedについて
検索エンジン経由で来ていますが「検索キーワードが不明」なものはnot providedと表示されます。
以前の話となりますが、主にはGoogleの検索結果のSSL(暗号化通信)化による検索キーワードが分からなくなってしまったことが挙げられます。
not provided = SSL通信でキーワード不明
と思ってほぼよいと思います。
not setについて
参照元が「検索エンジン以外」でキーワードが不明の場合にnot setと表示されます。
・SNSやブログなど外部サイトからのアクセス
・ブックマークからのアクセス
・メールやPDF文書などのリンクからのアクセス
・サイトでリダイレクトされてセッションが途絶えた場合。
etc…
「検索エンジン経由ではない」ということは分かっているので、その上記のパターンがあるということで良いと思います。
紛らわしいのは、AdwordsやYahoo!リスティングなどの広告経由の場合です。検索エンジン経由っぽくも感じますが、これもnot setになってしまう場合が多いです。
ただし、有料広告の場合には、設定をすることで減らすこともできるのでやってみた方がよいと思います。
not setの表示を減らす方法
Adwordsとのリンク方法
AdwordsとGoogle Analyticsをリンクさせることでnot setは無くすことができます。
連結方法については、アナリティクス ヘルプの
アナリティクスと AdWords をリンク(リンクを解除)する
support.google.com/analytics/answer/1033961?hl=ja
を確認ください。
Yahooリスティングの場合
GoogleのURL生成ツールを使って広告流入用のURLを作成して、Yahooの自然検索と広告経由アクセスを別に管理するようにします。
広告の数が多い時はちょっと大変ですが、URL生成ツールはURLを作るツールなだけなので1つURLを作成したらキャンペーン名を変更して作っていきましょう。EXCELを追加って行を増やして作ると楽だと思います。